テクニカル分析で使う理論とインジケーターの各種武器を紹介

テクニカルを伝えるうえで大前提の話

固定ページの冒頭でも同じ事を書いているのですが、テクニカル最初の記事なのでここでも再度触れておきます。

 

では実際に再現性と期待値のある、あなたの手法を完成させる為に必要な基礎を学んでいきましょう。

その手法の根源と考え方、それを使いこなす為の武器、これらの義魅流の使い方を伝えます。

 

同じ刀でも一刀流、二刀流、流派があるようにそれぞれの知識も人によって使い方は違ったりします。

基本的な正しい使い方は存在しても、その人の使い方というのもあります。

だから義魅の流儀というわけです。

 

ある程度の基礎は抑えた使い方なのは間違いないですが、余裕があれば私の使い方以外も調べてみると良いです。

そして、私の伝えるテクニカルは簡潔に言うと

ダウ理論とエリオット波動論の考えを元に、エリオット波動推進3派、調整3派の値幅をN値またはE値で狙う手法となります。

それを狙う為に必要な考え方を伝えていきます。

詳しいタイミング等はどこまで伝えれるかわかりませんが、相場の本質は捉えれるレベルまでは最低限伝えたいと思います。

使う武器の紹介 理論編

では今回は、狙う値幅に再現性を持たせる為に必要な2つの理論と設定するインジケーターの話です。

勿論他にも使う武器はあるのですが、ここが基礎となるのでまずはここから学びましょう。

ダウ理論

テクニカル分析をする上では外せない理論です。

勝ち組トレーダーでこの理論を知らない人はほぼいないのではないか?というくらい基礎ですね。

中には感覚で勝っているトレーダーで知らないという人もいるかもしれないけれど、そういう場合は感覚として身についているレベルの重大な理論となります。

 

エリオット波動論

突き詰めれば奥が深く、とてつもなく難しい理論です。

けれど安心してください。

主に使うのは基礎となる推進5派と調整3派で成り立つという考えがメインでそれだけで十分に使える理論です。

正直私も深くは勉強しきれていない理論ですので、そこまで突き詰めればより勝率の底上げを出来る可能性もありますね。

 

使う武器の紹介 インジケーター編

それでは表示させるインジケーターについてです。

まず表示させて欲しいのは

 

単純移動平均線 SMA(Simple Moving Average)

MAと言われる世界中のトレーダーが最も使用する頻度が高いテクニカルの一つです。

MAとはある一定期間の終値を足した値からそのある一定期間で割った平均値というものです。

 

表示する期間は21MA・75MA・200MAの3種類です。

私の場合は21MAをピンク・75MAをオレンジ・200MAを赤という風に分けています。

 

ちなみになぜその数値なのか?ですが、これは一般的によく見られているMAの数値だからです。

こういったインジケーターは世界中のトレーダーに注目されている場所を把握する為に使います。

となるとなるべく意識される可能性が高いものを表示する必要があります。

意識している人が多ければ多いほどそのラインや値というのは機能するものなのです。

 

ボリンジャーバンド(Bollinger bands)

ボリンジャーバンドは、アメリカの作家、財務アナリストであるジョン・ボリンジャー氏が考案したインジケーターで移動平均線を中心として、その上下には統計学を用いて計算された標準偏差を表示。

  • ±1σ(シグマ)に収まる確率:68.2%
  • ±2σ(シグマ)に収まる確率:95.4%
  • ±3σ(シグマ)に収まる確率:99%

という風に言われています。

 

私は±2σをピンクで表示してます。

正直特に何かの判断にはあまり使ってないです。

なぜ表示してるのか?というと初心者時代のなごりなだけだったりします・・・

なので表示している方が落ち着くというだけで、使っても使わなくても良いです。

私自身、これを使って何かを見ているという事が無いので使い方も深い説明はしません。

ボリバン上限下限タッチしたら、そろそろ反発の危険性有りかな?くらいの使い方しかしてないので。

勿論有名なインジケーターだし、使い方を極めればこれを主体に戦えるものですが私は重要視していないので表示はどちらでも良いです。

 

これらの武器の使い方

では、実際にどうこれらの武器を使うのか?

再確認の為もう一度言いますが私がこれから伝えていくのはダウ理論理論とエリオット波動論の考えを元に、エリオット波動推進3派、調整3派の値幅をN値またはE値で狙う手法となります。

そのうえでどう使うか?という事です。

 

まずダウ理論、これは6つの法則から構成されています。

①平均価格は全ての事象を織り込む

②トレンドは3種類ある

③トレンドは3段階ある

④平均は相互に確認される

⑤トレンドは出来高でも確認できる

⑥トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

とまぁ、色々とあるわけですが⑥のトレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続するという事さえ抑えていれば良いかと思います。

トレンドの種類というのは環境認識をマルチタイムフレーム分析でしていく事によって自然と判断しているものですので。

これも順を追って身に着けていくので最初はトレンドの続く条件として考えれば良いですね。

 

 

次にエリオット波動論。

これも細かくは本当に難しい理論です。

エリオット波動とダウ理論を組み合わせて考えていきます。

エリオット波動推進上昇5派と下降調整3派での構成。

または推進下降5派と上昇調整3派の構成での構成。

これらの基本構造だけで立ち回っても結果は付いてきますので基礎を覚えましょう。

 

私の使い方として、狙うのはエリオット波動の推進3派ですので、推進1派を見つけて2派の調整を捉えて3派を狙うのが基本となります。

慣れれば応用で、調整の3派も狙いますがまずは推進3派狙いに慣れましょう。

 

3派を狙う事、これが基本というよりそれが全てですね。

分析は深くやる必要がありますが、やる事はシンプルです。

 

 

次にインジケーターのMAです。

21MAに関しては波の基準値を付ける重要な役割になります。

勿論意識もされやすいMAなのでかなり重要な立ち位置ですね。

 

次に75MAと200MA。

これは私の場合エントリー条件に使う横軸の概念として取り入れています。

今はわからなくて良いです。

他にもその波動の強さを測ったり、その時意識されている波のサイズ感を測ったり様々な使い方が出来ます。

単純に捉えるなら、MAより上なら買い目線で下なら売り目線という判断にも使えます。

 

そしてボリンジャーバンド。

これは先ほどの説明どうり、特に重要視してないので適当です!

 

今回の説明はおそらく初心者にとって意味不明な用語もかなり使った説明になっているので、ちんぷんかんぷんだったかもしれません。

しかし安心してください。

次からは一つずつわかりやすく簡単をモットーに最低限の詳しい説明をするので、わかりやすく嚙み砕いて説明していきますね!

これらの知識が基本となりますから、これから基礎となる最低限の知識を順序良く学んでいきましょう!

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