エリオット波動の基本の形を覚えよう

エリオット波動の基本の形を覚えよう

みく
今回はエリオット波動の基本の形を覚えてもらうわ
みく
何事も基本が大事よ!しっかり覚えてね!
エリオット波動か、なんだか難しそうだけど基本は押さえないとな!
ろう
何事も基本!よろしくお願いします!
りお

 

 

 

それでは上記の図を見て解説していきます。

エリオット波動の基本の形は大きく分けて推進1~5波と修正A~C波で構成されています。

 

覚えるのはこの基本の形だけで良いです。

 

義魅流ではこれを基本としてこの形が一つの波動と捉えます。

そして1波や2波等の細かい動きを波と捉えます。

 

まあ実際、義魅流という程の大した事ではなくエリオット波動はそういう使い方じゃない!

そんな風には捉えない!

なんていう人もいるので、私はこう使うという感じですね。

 

今後、この波動と波という単語は私の説明の中ではよく出るのでしっかりと把握してくださいね。

次の図で解説してみます。

例えばこのような図の場合。

この推進1波、推進2波、推進3波、推進4波、推進5波がそれぞれ一つの波。

修正A波、修正B波、修正C波がそれぞれ一つの波となります。

 

この推進1波~5波の波の連続が一つの波動、そして修正A波~C波の連続がまた一つの波動となります。

勘の鋭い方は気づいたかもしれませんが、ピンクの1波~5波の波が重なって上位足の一つの波となり赤色のラインとなるわけです。

こういう構成をフラクタル構造というのですが、これはまたの機会に。

正直一気に覚えるには難しいので、今回は推進5波と修正3波が基本の形という事を覚えてください。

 

余談ですが、エリオット波動は他にも様々な形が存在します。

推進波は

・インパルス

・ダイアゴナル

 

修正波は

・ジグザグ

・フラット

・トライアングル

 

といった形もあり、しっかりと覚えれば武器となります。

が!

正直基本の形だけでも戦えます。

難しい理論となるのでまずは基本の形だけをしっかりと覚えましょう!

 

りお
え、なんだかもういきなり難しいんですけど・・・
ついでにワンランク上の話を少し入れているからね。
いきなり全部覚えるのは難しいわ
みく
ろう
とりあえずはエリオット波動の基本の形
推進1~5波と修正A~C波で構成されている
って事だけ覚えてりゃいいだろ?
そう!他はそういう考え方が必要って話で今は一度忘れてもいいわ。
まずは基本の形だけを意識してチャート見れるようにしてね!
みく

エリオット波動の条件と使い方

エリオット波動には以下の3原則があります。

①:推進波において3波は1波、3波、5波の中で最も短くはならない
②:推進波の中で2波が1波の始点を超えて修正することはない
③:推進波の中で4波が1波の高値を割り込むことはない

とまぁこういう原則はあるわけですが。

あまり原則にとらわれすぎなくて良いです。

 

実際にチャートを見ていくと気づくと思いますが教科書どうりのきれいなチャートはあまりないのです。

では、どういう風に使うのか?

 

義魅のトレード手法の全貌

みく
ではこれから実際にどのようにこれらの理論を使って
トレードをしていくのかを説明するわ
おぉ!ついに手法の話だな!
きたきたぁ!
ろう
みく
テンション上がってる所悪いけど
正直手法知ってもすぐ勝てないからね
えぇぇ・・・
ろう
そりゃそうよね。
聞いてすぐ勝てるなら苦労しないって
りお

 

というわけでさっそく手法の話しちゃいます。

前回学んだダウ理論は覚えてますね?

これにエリオット波動論の基本の形を当てはめます。

そしてエリオット波動論において一番値幅が伸びるとされる3波を狙うのが基本のスタイルとなります。

勿論、場合によっては修正のC波を狙う場合もあるんだけど基本的には推進3波を狙います。

手法の概要は嘘でも冗談でもなく真面目にこれだけになります。

エリオット波動の3波を狙う

 

 

前回の話も入れて手法の概要を説明すると

まずトレンドは明確なシグナルが出るまで継続という考えで

 

押し安値や戻り高値を超えた時にトレンドが出る可能性がある

この押し安値と戻り高値を超えた波を推進1波と仮定する

この後の推進2波の調整を下位足で終わりを捉える

推進2波の調整終わりと判断したタイミングでエントリーし基本は推進1波と同じ値幅を狙う

利益確定は値幅到達時またはトレンド終了の可能性が出た時

 

これが手法の全貌です。

勿論私の場合は、推進3波や推進5波、修正C波を狙う事もあります。

これらは推進3波を狙うのに慣れたら出来る事なのでまずは3波を狙いましょう。

 

難しいエリオット波動の他の形は無視で良いです。

これから練習していくのは押し安値もしくは戻り高値を見つけそれを超えた推進1波と想定される波を見つける事

そして推進2波の調整を終えたタイミングでエントリーする事

私は面倒なのでこれを調整2波と言っているので、今後は調整2波と呼びます。

この調整2波の終わるタイミングは答えを言うなら下位足のトレンド転換時ですが、これはまた順を追って身につけましょう。

そして次に利益確定のタイミングですが、これはE値またはN値と呼ばれる値が基本となります。

これも順を追って説明します。

 

エリオット波動の3波の狙い方解説

みく
それじゃあ、実際にどのように狙うのかを
図を使って説明していくわ
いきなり難しい事沢山だけど
しっかり覚えていかないとね!
りお
押し安値と戻り高値を超えた波を見つけりゃいいんだろ?
ま、余裕だな!
ろう
みく
あら、頼もしいわね。
じゃあ期待してるわよ
えぇ、置いていかれないように
私も頑張らなきゃ!
りお

 

 

 

それではこの図のピンクラインが1時間足

黒ラインが15分足としましょう。

 

もう番号を振ってあるので、ある程度わかるとは思いますが考えてみて下さいね。

 

左側の緑①からチャートが動いてるとして、最初のトレンド転換の可能性があるエリオット波動の推進1波の可能性がある場所はどこでしょう?

 

ろう
緑②の安値割れ一択!
えぇ・・・
みく
りお
えっと、緑③の押し安値を割った波じゃないかな?
正解!りおはしっかり覚えてるわね!
その調子よ!
みく
りお
やったぁ!
ろう
もう完璧だと思ったのに、こんなはずでは・・・

緑②は押し安値ではなく、通常の安値割れた事で15分の時間軸でトレンド終了。

15分軸のトレンド転換かレンジになる可能性があるよ。

エリオット波動の1波の考え方をこれに当てはめると、この時点では押し安値割れてないのでレンジの可能性が高くここではエントリーを見送るよ。

 

 

では、緑③ですがこれは押し安値を割ったので、15分軸で推進1波になる可能性がある波になる。

この図の場合、ピンクの1時間軸が上昇トレンドである事が確認出来ると思う。

ピンクの1時間軸が上昇調整2波の中にある15分軸の下降1波は、推進1波になる可能性よりも修正A波の可能性が高くなる

この時点でして欲しい事は、推進1波になる可能性のある波の把握なので、緑③が正解となる。

 

ではこれを狙うのか?

というと上位足の1時間の調整2波の中にいるので基本的には狙わないという事になります。

 

上位足の状況を考えて相場を見る事をマルチタイムフレーム分析と言います。

これはまた基礎が身に付いたら手を付けていきましょう。

今はまだ不慣れな段階ですから推進1波の可能性のある波を見つけられたらそれで良いです。

 

りお
流石に上位足の関係とかはよくわからないわ・・・
一気に覚えるのは難しいから焦らず一歩ずつね!
みく
ろう
そうそう、とりあえず1波を見つけりゃいいんだろ?
それだけに集中しようぜ
みく
あんたさっき間違ってたけどね!

 

説明しておくと、緑④は安値を抜けれず。

これはエリオット波動でいうところ修正A波からB波が来て、C波で安値を抜けれずのパターン。

私は修正波も1波2波3波と言ってるので、今後はこれも普通に1~3波で表現します。

なのでこの場合、3波抜け失敗というイメージです。

少しややこしいので、最後に私のブログ内での名称をまとめますね。

では、次にオレンジ①。

これが戻り高値を超えた1波なのはわかりますか?

このオレンジ①が推進1波の可能性のある波という事になります。

そしてオレンジ②の調整2波の終わりを捉えてオレンジ③の推進3波を狙います

 

 

義魅の流儀 用語まとめ

ここであえて義魅の流儀での用語とするのは

本来そういう使い方じゃないとか、本来の言い方と違うとかそういう細かいところが気になる方に向けての納得になるかな?

という考えで義魅の流儀の用語としています。

 

正直、私は理論マニアとかでもないので正しい使い方ではない部分もあると思います。

正しい言い方ではない部分もあると思います。

 

あくまでも私が実際に利益をあげている手法を扱う上でのそれぞれの理論やインジケーターの使い方をしているし、独自の用語もあるでしょう。

その辺も踏まえて学んでくださいね。

 

推進1波、推進2波、推進3波、推進4波、推進5波がそれぞれ一つの波。

修正A波、修正B波、修正C波がそれぞれ一つの波となります。

推進1波~5波の波の連続が一つの波動

そして修正A波~C波の連続がまた一つの波動となります

 

1波 ・・・ 推進1波 修正A波

2波 ・・・ 推進2波 修正B波

3波 ・・・ 推進3波 修正C波

4波 ・・・ 推進4波

5波 ・・・ 推進5波

調整2波 ・・・ 推進2波 修正B波

調整4波 ・・・ 推進4波

 

狙うのは基本的に3波。

なので推進だろうが修正だろうがこういう表現になります。

説明の為に推進と修正を分けて記述する事はありますが、この辺は今後の記事から慣れてくれるとありがたいです。

 

今後取り組む事まとめ

それでは今後の事で大事なのでもう一度まとめておきますね。

 

これから練習していくのは押し安値もしくは戻り高値を見つけそれを超えた推進1波と想定される波を見つける事

そして推進2波の調整を終えたタイミングでエントリーする事

 

現時点では上位足の事は考えなくて良いです。

ただただ、押し安値と戻り高値を見つける練習。

そしてそれを超えた波を見つける練習。

ここを重点的に鍛えて欲しいと思います。

 

なので今回の例で言うなら、上位足を考えなければ緑③の後も狙う事になります。

緑③の1波を見つけ調整2波の終わりを捉えてエントリーします。

3波で抜けなかったパターンなのでこれは負けますけどそれで良いです。

 

勝つ事よりも1波を見つけ2波でエントリーして3波を狙う練習です

 

最初から全て上手く行くなんて事絶対にないです。

例えばスポーツでもゲームでもなんでも良いです。

やり方を教わっていきなり上手くできますか?

絶対出来ないですよね?

最初はまず1波を見つける練習。

これから始めましょう。

 

 

とはいえ、いざエントリーとなると2波調整終わりってどこ!?

となると思います。

 

 

このタイミングはやはりかなり練習が必要になります。

そこで、3波を狙う為の臨時トレードルール。

まあいわば簡易版のエントリールールですね。

これを提案します。

次はその簡易版エントリールールと、練習方法、そしてそれをする為の波の基準の付け方の話をします。
そこからまずは始めてみましょう。

 

みく
色々と上位足とかフラクタルとか
マルチタイムフレーム分析とか
難しい事を言ったけれど今やる事は一つ
1派の可能性がある波を見つける!ね!
りお
みく
そう!いきなり沢山の事を意識するのは無理
少しずつ慣れていきましょうね!
負ける前提で取り組むのは癪だけど仕方ないか・・・
出来るだけ上位足も意識して見てやるぜ!
ろう
みく
心意気は良いんだけどねぇ~
早く稼ぎたいのはわかるけど、焦らないようにね
みく
次に少し触れるけど、特に資金管理・・・
ギクッ
ろう

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