利益を積み重ねるトレードの流れ① 損切り編

トレードルールに必要な項目

今回は簡易版のトレードルールの提案をする前に、トレードルールに必要な項目を確認していきます。

まずトレードを行うという事は以下の3点がセットです。

・エントリー

・損切りの設定

・利確の設定

 

 

エントリーすれば、必ず決済をする必要があるわけです。

それが損切りと利確。

 

利確は必ず自分で決済する必要があります。

損切りは自分で設定して切っても、維持率がなくなってゼロカットされた場合も含め決済です。

 

中には損切りをせず負けそうでも可能な限り入金してプラスになるまで塩漬けするなんていう戦略を取る人もいますが絶対やめてください。

初心者のうちにこそ、しっかりと損切りが出来るようにしていきましょう。

 

損切りが出来ないとどうなるか?

確かに助かる事はあります。

いやむしろ取引量と資金によっては助かる事の方が多いです。

しかし損切りせずに助かる事は未来の破滅といっても過言ではありません。

 

トレンドに逆らって損失を塩漬けにすると、さらなるとんでもない損失を出す事になり相場から退場になる確率が高いです。

いくら億稼いでも、損切りが出来ないトレーダーの未来はあまり明るくはありません。

例え99%助かったとしても1%のたった一度の敗北が致命傷となるのですから。

 

運良く全損せずに資産を残せても暴走モードに突入する可能性も高まります。

全体の資産のうち失った割合が大きくなればなるほど、どうにでもなれ効果も出てくるのでその後のトレードは悲惨なものになりがちです。

そういった原因を作らない為にも、塩漬けはやめましょう。

 

 

次に利益確定。

これも適切な位置で利確しないと、勝ち続ける事は出来ません。

少し利益が出てすぐにびびって利確してしまったり、もっと利益が欲しくて伸ばそうと欲張ったら損切り位置まで来てしまったり。

では適切な位置とは何なのか?

 

これはエントリーした時間軸と同じ時間軸で狙える値幅で利確する事です。

15分軸で見て1派を見つけて2派の終わりを捉えてエントリーしたなら15分軸の3派の伸びた位置で決済という事です。

15分軸でエントリーしたのに1時間軸で決済をしようとしたりすると負けてしまう可能性が高くなります。

15分軸でエントリーしたのに5分軸で利確したりすると勝率は上がってもトータル負けたりします。

 

基本的にエントリーした時間軸と決済する時間軸は同じでなければいけません。

技術が身に付けば、15分軸でエントリーして1時間軸で決済できるポイント等も判断できるようになります。

けれど最初はそのような判断は絶対出来ないので同じ時間軸の決済をするように心がけましょう。

 

エントリーの流れとルール 損切り編

まず現時点で絶対に決めておくべき項目として損切りを最初にマスターしましょう。

私のエントリールールでは損切りの適切な位置はかなり簡単です。

 

簡易版のルールでは損切り位置は負けにくくする為に違う場所にする予定です。

けれど今回は私のトレードルールの損切り位置を説明します。

 

深掘りする際は一つずつ詳しい説明をしますが、まずは全体を知ってもらう為、私のトレードルールを少し優しめに説明します。

とはいえ初心者にとっては難しい説明をする事になります。

ですので今はわからなくても良いです。

 

では損切り位置についてですがイレギュラー等もありますが、基本的に3派狙うを場合、損切り位置は狙う時間軸の2派の起点となる場所です。

 

これを理解する為に少し難しいかもしれませんが、今から説明する事が手法のほぼ全てなのであえて上位足も含めて説明します。

 

私たちが狙うのは3派という事は覚えてますね。

私の監視する時間足は
日足・4時間足・1時間足・15分足・5分足・1分足

それ以上の足も環境認識として見ますが、まずはこれらを見るようにしましょう。

例えばピンクの波動が1時間足として見ましょう。

その場合、下位足は黒の波動で15分足とします。

この時ピンクの1時間足をまず見つけて2派の終わりを待ちます。

 

2派の終わりの基準は狙う時間軸の下位足がトレンド転換した時です

この場合1時間の下位足を15分で見ます。

 

ピンクの1時間の高値から2派での下降が15分の下降1~5派で形成されているのがわかりますか?

1時間足に対して15分の下位足の下降トレンドが上昇トレンドに転換した時がエントリータイミングとなります。

そのタイミングは緑の④から始まり、オレンジの①の波が15分戻り高値を超えたので、ここが15分のトレンド転換で1派という事になります。

 

 

またこのタイミングで1時間の2派の起点が決まる事になります。

ここでは安値を切り上げた④は15分軸の1派の起点になり、1時間の起点は③の安値となります。

1時間軸の3派を狙うわけですからこの時の損切りラインは2派の起点となった③の少し下が適切な損切りラインとなるわけです。

 

最初に記述してはいるのですが、大事な事なのでもう一度再確認です。

損切り位置は狙う時間軸の2派の起点となる場所という事を覚えておいてくださいね。

 

ろう
おいおい、いきなりよくわからないぜ・・・
初心者にはかなり難しい話をしているのはわかってる、深掘りする前に全貌を説明したからね
みく
りお
ええと、なぜ1時間軸の2派の安値は緑の④じゃダメなのかな?
いい質問ね!
これはトレードの統計の結果で決めた事よ!
みく
ろう
明確な理由というより、統計がその方が結果が良かったから?
沢山トレードをしてきて、結果から決めたわけだけど一応それらしい理由はあるわ
みく
りお
その理由は?
簡潔に言えば、騙し発生を回避出来る確率が上がるからよ
みく
りお
騙しって?
この一連の説明が終われば、一つずつ深掘りしていくから今は忘れて頂戴
みく
ろう
つまり今回覚えておくのは、損切り位置は2派の起点!ってだけで良いんだな!そこは完璧だぜ!

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