義魅流トレードの流れを復習
エリオット波動の3派を狙う。
ほとんどの順張りトレーダーがやっている事はこれです。
なので特に義魅流という程のものではないのですが、同じ3派狙いでも3派の定義から損切り設定や利確設定、撤退ルールやエントリータイミング、エントリーする際の上位足確認でのフィルター。
様々な要素がありますが、この辺は同じ勝てるトレーダーでも違ったりします。
そういう細かいところはやはり私独自のルールなものもあるので義魅流としています。
それでは全体の流れの再確認です。
押し安値や戻り高値を超えた時にトレンドが出る可能性がある
この押し安値と戻り高値を超えた波を推進1波と仮定する
この後の推進2波の調整を下位足で終わりを捉える
⇒下位足の下降トレンドが上昇トレンドに転換した時がエントリータイミング
⇒損切り位置は狙う時間軸の2派の起点となる場所
推進2波の調整終わりと判断したタイミングでエントリーし基本は推進1波と同じ値幅を狙う
利益確定は値幅到達時またはトレンド終了の可能性が出た時
利益確定はどうする?
では今回は利益確定のルールについて話します。
基本は2派起点から推進1派と同じ値幅であるN計算値を利確目標とする事が多いです。
その他は、V計算値、E計算値、フィボナッチ161.8を使う事が多いですね。
臨機応変に変更させたりします。
損切り位置は過去のチャートに対して決めるのでほぼ明確なのに対し、利益確定位置は未来のチャート次第で不確定なので利確は難しいと言われています。
その中でどのように利確の位置を決めるか?
私が使うのは基本は4種類。
どの利確ラインを優先するかは環境によるので環境認識が重要になってきます。
相場というものは欲張ると報酬は上がるけど勝率は落ちるものです。
報酬と勝率の関係とはどちらか一方を上げれば一方は下がると考えた方が良いです。
そして私の場合は一度最低目標ラインを超えたにも関わらず負けるというのが暴走の原因になりやすいという自分の性格を理解しているので、一番値幅が短いものをメインで利確ラインとすることが多いです。
ですので最初は一番利確ラインが早く来るものを採用で良いと思います。
そして報酬と勝率は一方を上げようとすると一方は下がる因果関係にあるという事ね。
最初は一番値幅が短い利確ラインに設定して慣れるのがベストかな?
利確の値幅について
では、N計算値とV計算値とE計算値
そしてフィボナッチ161.8とはどの位置なのか?
下記の図で説明します。
黒の①が1派の値幅で赤の①が2派の値幅です。
この時緑②のライン起点、つまり2派の起点から1派と同じ値幅の黒②がN計算値となります。
次に1派の高値、また調整の高値である高値緑①から調整幅赤②までの値幅がV計算値となります。
そして緑①高値から1派と同じ値幅の黒③までがE計算値となります。
フィボナッチの目安は緑①高値から緑②の安値に向かって引いて161.8の値のラインになります。
どのラインを優先するかは、環境によって変わる為正解は無いです。
もっと言うなら3派の抜け失敗の可能性もあるし、3派ではない調整の継続の場合もあります。
そういった場合の撤退のルールもあるにはあるのですが、この辺のルールを細かく説明は文章では長く難しくなるため、いずれ動画等で説明できればと思います。
まずは一度1派と想定し、2派の調整が終わったと判断してエントリーしたのなら撤退は考えない。
一番短い値幅を利確ラインに選んで最初は余計な事をせず決めた損切り位置到達か決めた利確位置到達まで放置が良いでしょう。
勿論最終的には、想定シナリオと違う動きで撤退も臨機応変に出来るようにするのがベストですが最初はごちゃごちゃ考えない方が良いでしょう。
環境によってどれを選ぶかは変わるわ。
でも判断が出来ないうちは我慢するか・・・
なぜそうなったかを考える事が大事ね。